FIT導入により太陽光発電の接続台数が急激に増えたことで、一時地方電力会社の電力系統が危機的な状態に陥りました。
一般的に電力会社の発電量は、需要量を予測しながら決められます。
これは水のように貯めながら使うということが出来ないからです。
電力とは、電圧と電流を掛けたものです。
つまり作った電気は同じ量だけ使わないと電圧が上がってしまいます。
一般的に家電品の許容電圧は±10%程度です。つまり100Vの製品であれば90V~110Vが安全に使用できる電圧です。
もしそれ以上の電圧が掛かれば故障の原因となります。
もしそれが電力会社の機器であれば、大規模な停電を引き起こしてしまう危険性があります。
太陽光発電は、昼間の晴れた日にはたくさんの電気を発電しますが、夜や雨の日にはほとんど発電できません。
このような不確定要素を含んだ発電に対応するには、電力会社でその変動に見合った揚力発電や蓄電池などの電気やエネルギーを貯める設備が必要で、現在はまだ十分とは言えません。
そのため電力会社で対応できない太陽光発電の電気に対しては、年間360時間までの範囲で系統から無償で接続を切って安全を守ります。
これがいわゆる360時間ルールと呼ばれるものです。

参考:太陽光発電 360時間ルール

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